「メンデスのヤギ」の起源は、古代エジプトにまでさかのぼります。何千年も前、エジプト中の多くの都市でヤギやラムが崇拝されていました。ヤギはサタニズムの代名詞です。角は、角を持つ神々や女神を表しています。また、ヤギは多くの異なる文化や時代において、豊穣の象徴でもありました。豊穣のシンボルとしてのヤギは、宗教的な儀式の中心となっており、その歴史はシュメールにまでさかのぼります。
ヤギは豊穣の象徴です。生命力、ヴリルを増大させる豊穣さは、蛇を活性化させ、上昇させます。「千の若きヤギ」とは、サンスクリット語で「千の花びらの蓮」を意味するクラウンチャクラ「サハスラーラ」を指します。
メンデスの山羊
エジプトの魔術、知識、知恵の神プタハ(サタンの別名)は、ヤギになりました。また、都市メンデスでは雄羊として崇拝されていたこともありました。メンデスのヤギと雄牛は、エジプト語で「魂」を意味する「Ba(バ)」を表していました。プタハは偉大な魔術師であり、「蛇の主」と考えられていました¹
キリスト教の「子羊」に対抗してヤギが発明されたという、無知に基づく多くの誤った主張があります。キリスト教で子羊が使われるようになったのはずっと後のことで、実際には牡羊座(春のイースターの子羊)に基づいています。キリスト教のすべては、それ以前の宗教から盗まれ、堕落しています。
角のあるヤギは直接エンキ(サタン)のことでもあります。角のあるヤギの星座(やぎ座)は、「太陽の南門」として知られる冬至の時期です。 ²
「ヤギ」は、初期のバビロニア時代には 「エア」(エンキ/サタン)という神として知られていました。エアは、「広大な知性の持ち主であり、聖なる目の主」として知られ、自分の民を守り、人類に知識と文明をもたらし、与える存在でした。蛇の姿で表現された彼は、「エデンの園」で「生命の木の蛇」となり、至福の無知ではなく、学習と知識を奨励しました。エアが地球を歩き回るときはいつもヤギの姿をしていました。エアは「光の父」とされ、紀元前15,000年頃の彼の祝宴はヤギの皮をかぶって行われていました。³
サタニズムは、実は世界最古の宗教なのです。サタニズムは、キリスト教の「発明」や「逆にしたもの」ではありません。
古代エジプト人のメンデスの山羊のイメージ:
参考文献:
Egyptian Mythology" by Veronica Ions, page 124, プタハがヤギの形をしていたと書かれています。
¹ Egyptian Mythology by Veronica Ions, page 103
² Brady's Book of Fixed Stars by Bernadette Brady, pages 300-301
New Larousse Encyclopedia of Mythology, page 56
Outer Space by Jobes
© Copyright 2005, Joy of Satan Ministries;
Library of Congress Number: 12-16457